花祭窯
津屋崎干潟 ハチガメ家族皿
福津市の津屋崎干潟の豊かな自然の象徴で、2億年前から生きているカブトガニをモチーフに、子孫繁栄、縁結びの願いを込めて家族仕様の小皿にしました。鉢を伏せたような形からカブトガニのことを「ハチガメ」と呼んでいたそうです。カブトガニは絶滅危惧種に指定されています。津屋崎でもボランティアの方々が生態調査や清掃活動等により大切に守っています。
有田の窯元で商品開発担当として従事し、佐賀県にて独立開窯。2012年より文化的な制作環境を求めて津屋崎に移住。現在の陶磁器の産地では工業的に分業化されてしまった制作工程を、すべて一人の手でつくりあげ、消費される工業製品ではなく、大切に受け継いでいく文化的商品としての完成度を目指し、実現しています。
花祭窯 電話0940-52-2752